
立体が縫いやすい工業用のミシン。みんなで共用ですが、使用中は名札をつけておきます。ミシンをかけるのは楽しくて大好きです。
2年生のときに有志で展示会を開きました。作品を撮ったポラロイドと来場者へのアンケートは、今でも大切な宝物です。
高校生のときから、実家にあったミシンや端切れでポーチを作っては、友だちにプレゼントしていました。バッグを作りたくて入学しましたが、1年間ファッショングッズ基礎科で学んでみて靴づくりに興味を持つようになったんです。
「ラスト」と呼ばれる型の削り方から素材を縫製して仕上げるまで、靴づくりの全工程を学びます。靴って1~2mmの違いが形に現れるんです。立体のパターンは細かくて難しいけれど、いろいろな靴型に挑戦するうちに楽しくなってきました。
友人に誘われて文化祭のショーを見に来たのがきっかけでした。先輩たちの作品を見て「私もこんなの作りたい!」って思ったんです。今では自分で靴を作っているなんてなんだかウソみたい。やってみなくちゃわからないものですね。
3年間、ショーアクセサリーの制作スタッフとして文化祭の運営に関わったのはいい経験。毎日「校内に残っているみなさん・・・」と21時の校内放送が流れるまで、制作し続けました。他の科の友だちもたくさんできたし、材料にも詳しくなりました。
ラストの形を活かしながら、たくさんの人が外に出たくなるような履き心地がよく痛くない靴を作りたい。これまでも「おもしろそうだな」と思ったことには首をつっこんできたけれど、大好きな祖母のようにいつまでも好きなことをしていたいです。

